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院長コラム

子どもに本を読んで聞かせるのはなぜですか

2018.09.27

子どもに本を読み聞かせる親は、価値ある贈り物を与えることができると言えます。人、場所、物に関する知識という贈り物です。本のページを通して、世界を旅することもできます。

 

親が時間を取り、子どもを腕に抱いて本を読んであげる時、「愛している」というメッセージがはっきり伝わります。さらに、話や文章によって自分を表現するよう子どもを教える格好の手段となります。「赤ちゃんには本が必要」という書籍の著者は、「人の思考の質は、その人の持つ言語能力の質に依存している。」と述べています。

 

「楽な感じで」本を読み、雰囲気をくつろいだ、形式ばらない、楽しいものに保ちましょう。期待感を持たせるために、絵本のページをめくるタイミングを工夫できます。抑揚をきかせ意味を強調して読むと、話が生きてきます。温かな口調で読むなら、安心感を抱かせることができます。時々読むのをやめて、自由に答えられる質問をしましょう。

 

子どもはたいてい、同じ話を何度も読んでもらいたがります。秋の季節、親子で良い本を選んでください。

 

情報クリップ

親子で気に入った本を書店で選ぶのも、楽しみの時間です。「童話館ぶっくくらぶ」のように、年齢や成長に応じて定期的に配本されるシステムもあります。テレビやゲームに向けられている時間を、少しでも親子で共有できる読書の時間に振り替えることができるといいですね。

 

 

 

 

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