3種混合(DPT)ワクチン
3種混合ワクチンとは
以下の3種類の病気が予防できます。
【ジフテリア】
ジフテリア菌がのどについて、気道がふさがって息ができなくなったり、菌の毒素で神経麻痺や心臓の筋肉の炎症を合併して死亡することもあります。
【破傷風】
破傷風菌が傷口から入って、菌の毒素で全身の筋肉がけいれんし、最終的には後ろに大きく弓なりの姿勢になり、痛みと苦しさを伴います。呼吸ができず、死亡することもあります。
【百日せき】
百日せき菌がのどなどにつき、かぜのような症状で始まり、せきが長く続くようになります。けいれんや肺炎を起こしたり、乳幼児では無呼吸で死亡したり脳症を起こすこともあります。
スケジュール
就学前に接種することをお勧めしています。
赤ちゃんの時に4種混合でつけた免疫が、小学校入学前に少なくなってきていることが分かってきたため、日本小児科学会は接種を推奨しています。