現在、日本脳炎ワクチンの1期の接種時期は、初回接種として3歳に達した時から接種することが標準とされています。
しかし日本小児科学会では、日本脳炎罹患リスクが高いとされる「ブタの日本脳炎抗体保有率が高い地域」に居住する小児は生後6ヶ月から日本脳炎ワクチンを接種することを奨励しています。
国立感染症研究所が公開しているブタの日本脳炎抗体保有状況の地図(クリックで参照できます)に示されていますように、福岡県はブタの日本脳炎保有率が極めて高い地域となっていますので、当院といたしましては、生後6ヶ月からの日本脳炎ワクチン接種をお勧めいたします。
ワクチン接種のスケジュールに関するご相談もお受けいたしますので、どうぞお気軽にお尋ねください。