チックとは、突然に起きる筋肉の瞬間的な収縮のことです。身体の一部が動く運動性チックと声がでる音声チックがあり、それぞれ単純性、複雑性に分けられます。
子どもたちのチックの大部分は単純性運動性チックであり、まばたき、首振り、顔をしかめる、肩をすくめるなどが良く見られます。また単純性音声チックと呼ばれるものには、咳払い、鼻をならす、「エ、エ」、「フンフン」など発声を伴います。
チックはストレスで増加し、集中したときに減少します。また学校ではほとんど出現しないのに、家に帰ってリラックスしたときやテレビなどを見ているときに増えることもあります。無意識のうちに繰り返して起こるものであり、育て方の問題でもありません。
男子のほうに多く見られますが、幼稚園から小学校低学年で出現してくるチックは、100人中95人以上が、何もしなくても1年以内に消失するようです。
追加情報
2種類以上の運動性チックと音声チックが1年以上続く場合をトぅレット症候群と呼びますが、声が大きく出るため授業の妨げになる、自分の体を傷つけてしまうなど、日常生活に支障がある場合は、薬物療法が必要になることがあります。