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院長コラム

傷の治し方、新旧対決?

2016.01.22

子どもたちはよく転びます。顔や腕、足にすり傷や切り傷をつくることも、しょっちゅうでしょう。

 

そんな時はどうしますか。家でマキュロンをつけますか。それとも病院に行って、イソジンでよく消毒して、ゲンタシン軟膏を塗って、そしてガーゼをかぶせるでしょうか。ガーゼをばりばりとはがすとじわーと血がでて、またイソジンで消毒しての繰り返しかもしれませんね。もちろんそれでも傷は治っていきます。

 

でも最近は、新しい傷の治し方が紹介されています。1)傷には消毒液をつけない。 2)傷は水道水でよく洗う。 3)傷は乾かさずにラップなどで覆うこと。

この三つの原則を守ると、消毒液やガーゼをはがす痛い思いをせずに治っていくのです。

皮膚の回復には、消毒液は不要で、浸出液がでるくらいの環境が良いようです。

この新しい傷の治し方から、切り傷やすり傷、軽いやけどに使える、キズパワーパッドなども市販されています。最初は少し抵抗があるかもしれませんが、ためしてみてください。

 

情報クリップ

冬にはやけどをする機会も多くなります。まずは水道水を流しながら10分くらいは冷やしてあげてください。待合室のキティーも学習しながら、言葉の数が増えていくようです。

 

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