子どもが頭を打撲した時

子どもたちはよく転んだり、ベッドから落ちて頭を打つことがあります。そのため「子どもを病院に連れて行ったほうがよいか」という問い合わせを受けることがあります。どんな場合が心配なのでしょうか?打撲後すぐ泣くこともなく、ぐったりしてしまったとき打撲後にひきつけを起こしたとき3回以上のおう吐があり、その後も吐き気がとれない手足の動きに左右差がある、スムーズに動かない、手に持った物を落としてしまう、目の動きがおかしい、話の内容がおかしい、話が理解できない等の異常が見られるとき打った部分ではなく、頭全体を痛がるときこのような症状が見られるときは、病院で診察を受けましょう。 …

気管支炎ですね

「かぜですね」と、小児科で咳や鼻水の薬をだされました。 でも最初は乾いていた咳が、次第に痰もからまって湿った咳に変わりました。熱も出てきました。そうすると「気管支炎ですね」と診断されることがあります。 かぜがこじれて、ウイルスや細菌が、のどより奥の気管支に炎症を起こすと「気管支炎」、さらに症状が進行すると「肺炎」と病名は変わります。時には、マイコプラズマと呼ばれる病原体が原因となって咳が長引くことも。 強い咳止めを使うより、痰をきりやすくしたり、気管支を拡張したりする薬が処方されます。こどもたちの食欲や顔色、呼吸の様子、聴診器での診察が大事ですが、症状によっては、血液検査でウイルス性か細菌性かもしくは他の原因かを調べます。胸のレントゲン検査で、白い影が広がっていれば「肺炎ですね」と診断されるかもしれません。かぜが“こじれて”、気管支炎・肺炎にならないように、十分な睡眠と休息、そして部屋の加湿にも気をつけましょう。   […

咳が長引いています...

ゴホゴホ・・・   布団の中に入ってしばらくすると痰のからんだ咳がでたり、起きる頃に咳がでる。そんな子ども達を診察すると、のどの奥に鼻水が流れていたり、長い間、鼻がつまっていることがあります。この場合のように、咳の原因が副鼻腔炎と関係していることも意外と多いようです。   38度台の熱があり、夜も眠れないほどの咳が続く場合はどうでしょう。 マイコプラズマ肺炎が原因のことがあります。マイコプラズマは細菌とウイルスの中間的な特徴を持つ微生物です。聴診器で胸の音はそれほど悪くなくても、胸のレントゲン検査で白い陰を認めることがあります。 気管支喘息の発作が出ている場合も咳が続きます。胸ではヒューヒューと音が聞こえます。季節の変わり目に発作がでやすい子ども達がいます。 クループの咳は、「犬のほえるような、オットセイのような」と表現されます。明け方に急に咳がでることがあります。 このように、咳の原因は様々ですので、いつ、どんな咳がでるのかよく小児科の先生と相談してみましょう。   […