水痘ワクチンのこと

2014年10月1日から水痘(みずぼうそう)ワクチンが定期接種化されました。対象は12ヶ月~36ヶ月の小児で、3ヶ月~12ヶ月の間隔を開けて2回接種します。

毎年100万人以上の患者が発生している水痘は、麻疹や風疹などと比べると軽い病気のように思われていますが、まれに二次性の細菌感染症、肺炎、脳炎などの重い合併症が起こることも報告されています。さらに免疫抑制剤などで免疫機能が落ちている場合には、重症になる危険性もあります。

予防接種スケジュールから考えると、一期のMR(麻疹風疹)ワクチンとの同時接種が理想と考えられています。またヒブワクチンや肺炎球菌ワクチンとの同時接種も問題ないようです。これから2回接種する子供たちが増えると、米国のように、水痘の流行や合併症に伴う入院例や死亡例が激減することが期待されています。

 

[ 情報クリップ ]

1回の接種で90%以上は抗体を獲得しますが、1回だけの接種では約20~30%の子供たちが水痘を発症します。ですから流行そのものを抑制するために、2回接種することが重要となります。